2019年6月1日土曜日

もう一度デジャ・ヴ

もう一度デジャ・ヴ

著者  村山由佳

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

デジャ・ヴとは、実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じること。

これを経験したことがある人はいるかな?

ちなみに私は1度もない。

いちどは経験してみたいと思っているけど。

そして物語は、秘境を訪れるテレビ番組へと突入していく。

高校生と時代劇がどのようにリンクをしていくのかが想像つかない、だからこそドキドキする展開である。

そしてその高校生のカップルと時代劇のカップルがどのようにつながっていくのか先行きが見えない、だからこそ小説は面白い。

それはなぜか?

創られた世界だからである。

時を超えて結ばれる恋。

時空を超えての恋。

死ねことで守った愛。

恋愛を、通常とは違う目線で見た恋愛がここにはある。

人は1人では生きていけない。

誰かの支えになり、誰かに支えられ人生を送る。

色々な恋が、色々な愛がこの小説から見て取れる。

高校生の甘酸っぱさもあり、時代劇の時代を感じさせる恋もあり
面白いストーリーでした。

あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?


テレビに映し出された風景に僕は覚えがある。行ったことはないのに、確かにこの情景を僕は知っている―。高校2年生の矢崎武志に起こったのは既視体験デジャ・ヴ。彼は意識を失う度に、はるか昔、生まれる前の世界を体験する。その世界で彼は戦国の忍びの一族だった。前世で何があったのか、なぜ過去を追体験するのか。運命の人に再び出会うため、時空を超えて駆ける永遠の恋のリフレイン。

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