2019年6月16日日曜日

アムステルダムの詭計

アムステルダムの詭計

著者  原進一

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

これは『アムステルダム運河バラバラ殺人事件』について書かれている本である。

この事件を調査が追いかけながらのストーリーである。

事件を追いかける姿に、事件のないように、真実に興味をそそられて、読書しながら飲み込まれていく。

しかしこのようなストーリーを、ストーリーの展開を嫌う人が多いかもしれない。

ただこの本を読んでこのような考え方やこのような生き方があるんだなと言う、自分とは関係しないことを学ぶことができたと思う。

そして海外生活での経験が生かされる人間と海外に出たことのない人間ではやはり考え方が違うと言うことも教えられた気がする。

受け取り方は人それぞれである。

どんな受け取り方をしてどのような考えを持ったかはその人の宝物である。

そういう意味でいろんな本いろんな文字に出会うべきだと私は思う。

この本により、『アムステルダム』や、『オランダ』、『フェルメール』などに興味を持った人は多いだろう。

さらに、『松本清張』の、『アムステルダム運河殺人事件』に、興味をもち、新たな知識が展開されていくことかもしれない。

人と人とのつながりが、人と人との情報交換が新たな世の中を作り出すことを信じて、本を読む事は素晴らしいと断言。

あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?


島田荘司選 第8回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作! 
世界を震撼させたアムステルダム運河の日本人バラバラ殺人事件。被害者は「あの先輩」なのか? 
私は学生時代の苦く淡い思いとともに、真相と、あのころの自分を探し始めていた。


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