著者 東野圭吾
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
人はミステリーに酔いしれる。
なぜだろうと考えた時1つ浮かんだ。
非日常的な、非現実的な話に1人は夢を見ているではなかろうか?
つまり世の中の人々は今と言う現実に満足していないのであろう。
今と言う現実を変えてみたい、自分が想像する世の中で生きてみたい、そんな考えを持っているのではないかと思う。
今の現実に納得してないし、楽しいと思ってないのではないか、だからこそミステリーと言う、いや小説と言う空想の世界に惹かれるのではないかと思う。
妻が夫の愛人を殺した。
そこから物語は進んでいく。
でも真相は別にある。
それと受験を控えた子供たちがどう関連していくのかがポイントとなる。
湖が題材なっているが、これはあまり関係なさそうである。
むしろ湖がある別荘に憧れ、一度は湖のそばの別荘にでゆっくりとした時間を過ごしてみたいと思わせる。
この考え方も非現実的な考え方かもしれない。
中には現実的に行動起こせる人もいるでしょう。
そんな非現実的な話と、受験勉強と言うリアリティーのある間で物語が進んでいくためドキドキ感が生じてきた、私にとっては。
そしてラストに『俺たちの魂はこの湖畔から離れられないんだ』という言葉が…。
どんな意味合いを持つのか?
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
-東野圭吾からの新たなる挑戦状-
待望の書き下ろし長編本格サスペンス!
『あたしが殺したのよ』
愛人を殺された夫。妻が犯行を告白する。
そして夫は愛人の遺体を湖の底へ…。
私立中学受験を控える子供たちの勉強合宿のため四組の家族が集まった湖畔の別荘でいったい何が起こったのか!?
東野ワールドの魅力と本格推理の醍醐味を満載した意欲作!
待望の書き下ろし長編本格サスペンス!
『あたしが殺したのよ』
愛人を殺された夫。妻が犯行を告白する。
そして夫は愛人の遺体を湖の底へ…。
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