アサヒビーを再生させた男
著者 高杉良
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
これはアサヒビールの樋口廣太郎氏の物語である。
アサヒビールといえば、アサヒスーパードライにてトップレベルのメーカーだが、いかにここまでたどり着いたかを樋口廣太郎氏を追いかけて学んでいくかである。
樋口廣太郎氏は、トップダウン型の経営者であったらしい。
まずはトップが明確な方針を出してそれに向かって突き進む、これが大きな会社を動かすために1番必要なのかもしれないということを教えてくれる。
そしてこの本により文化事業に力を入れることの大切さを教えてくれる。
昔の人はこのように力強い人が多かった。
しかし最近の経営者は…。
倒産をすることを怖がり借金をすることを怖がり、社員の生活よりも内部留保に走る傾向にある。
近年、企業の内部留保は過去最高を叩いている。
なのに社員の給料は上がらない。
よって世の中はデフレから脱却することができない。
それは当然のことである。
使いたくても使えないから、給料が上がらないから。
こういう時代だからこそ、樋口廣太郎氏のような剛腕の社長が出てきてほしいと思われても当然である。
だからこそこのような本が出版され、そして人気を醸し出しているのかもしれない。
そして損切りをする勇気と実行力。
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
企業小説の第一人者、
作家生活40年、
著者最後の企業小説!
住友銀行副頭取から「夕日ビール」と蔑まれたアサヒビールに乗り込んだ樋口廣太郎。
スーパードライを大ヒットさせ、次々と業界のタブーに挑んだ伝説の男とは。
作家生活40年、
著者最後の企業小説!
住友銀行副頭取から「夕日ビール」と蔑まれたアサヒビールに乗り込んだ樋口廣太郎。
スーパードライを大ヒットさせ、次々と業界のタブーに挑んだ伝説の男とは。
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