著者 有川浩
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
ある日家の前で男の子を拾う、どこかで聞いたことあるようなストーリーだが…。
この手の話が女性が好きならであろう。
そして同棲することに。
その同棲する男の子は料理が上手で、女性の胃袋掴んでしまう。
これまた女性が好きそうな物語である。
そういう物語の展開に対して植物が絡んでくる。
知識を得ることができると言う小説である。
以前ある小説家はこう言った、知識を得ることができる小説はとても良い小説であると。
むしろ小説を読んで知識を得るかどうかで良い小説家悪い小説家の区別ができる。
そこに著者、有川浩らしい恋愛物語が絡んでいる。
一緒に同居してるただの友人から、いつどのタイミングで恋人に変わるのかこれは一つの見ものである。
男と女、出会いと別れ、そのタイミングにドラマが存在すると改めて思わせる物語である。
昭和天皇がおっしゃった、
『雑草という名の草はない。すべての草には名前がある』
この世の中に無駄なものはない、すべて意味があるものであると考えさせられる言葉である。
私たちはこの言葉で勇気づけられる。
自分たちの価値観、自分たちの存在価値、そして自然の偉大さを改めて感じて私は今日も歩いていく。
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません。躾のできた良い子です――。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所を「狩り」する、風変わりな同棲生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草"恋愛小説。レシピ付き。
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