著者 窪美澄
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
『ある日突然わかった。あんずのやっていることはおれを金で買ってるってこと。』
この話は高校生と既婚者の女性の不倫、しかも、コスプレ不倫だ。
コスプレにて男女の関係楽しんでいたが、これはあくまでも不倫であり消していの中で許されることでは無い。
最初の話だけど出るとなんのことかわからない物語である。
この物語は何を言いたいのかが疑問であり不思議に思えてくる。
しかし話の展開が進んでいくのはこれからだよ。
実は各自が大きな闇を抱えており、この大きな闇と向かい合っていく話である。
この闇が大きくなり、最終的には最初の物語であるコスプレ不倫につながっていく。
この小説を通して学べる事は人は誰しも心に闇を抱えていると言うことである。
そして表面上は幸せそうに見えても実は、心の中では苦しんでいる、苦しみながら生きていると言うことである。
そんな人生、そんな生き方、そんな人間たちがこの世の中に存在すると言うことをたくさんの人たちが知らなければならない。
世の中にはいろんな闇が存在する。
人の心の闇と言うのは人それぞれである。
そしてこのような闇を抱えている人が世の中にも存在するということをこの小説を通して学ぶことはとても良いことだと思う。
その闇を感じて人に優しくできれば世の中もっと平和で豊かで幸せな社会になるであろう。
そんな世の中を生きてみたい、そんな世の中だからこそ生きてみたい、そんな社会を作っていかなければならない、そんな社会に恋い焦がれ。
だから自分の価値観で人を判断しない。
自分の経験で判断しない。
人には人の悩みがあるから。
あなたにはどんな1行が残り、どんな言葉が残りましたか?
高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。やがて、彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づくのだが――。姑に不妊治療をせまられる女性。ぼけた祖母と二人で暮らす高校生。助産院を営みながら、女手一つで息子を育てる母親。それぞれが抱える生きることの痛みと喜びを鮮やかに写し取った連作長編。R-18文学賞大賞、山本周五郎賞W受賞作。
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