2018年11月24日土曜日

ビブリア古書堂の事件手帖6

ビブリア古書堂の事件手帖6 

著者 三上延 

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

この小説であかされる謎をあなたはどう受け止めますか?

太宰治の「晩年」を奪うために事件を起こした田中敏雄が出所する。

これによりまた新たな謎解きが始まる。

これは田中俊夫の祖父、篠川栞子の祖父、五浦大輔の祖母から続いている謎解きである。

過去に何があったのか?

昔なつかし神秘!

篠川栞子の祖父の謎があかされる。

そして 栞子とむすばれた大輔は、どのような恋に発展していくのかが非常にスリリングである。

応援してやりたくなるような主人公である栞子は本が好きな人間のアイドルである。

このような娘、このような孫、このような姉、このような妹であればよいと思わせる設定である。

だんだんとあかされる真実。

過去と歴史!

親族!

次回が気になる作品である。

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太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。
違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。
本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていたのだ。
過去と現在、まるで再現されるかのような奇妙な巡り合わせに、薄気味悪さを感じる二人。それは偶然か必然か? 深い謎の先にある真実とは?

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