2018年12月23日日曜日

ホテルローヤル

ホテルローヤル

著者  桜木紫乃

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

挫折した男、そしてそれを支える女。

しかし、女は気づいてしまった。

挫折ということに囚われているのは自分だと。

挫折に恋焦がれていたのは自分だと。

むしろ、挫折したのは私・・・?

色々な心境が交差する。

私にはどのように映るのか?

寺を守る女はどのように映るのか?

護るためにすべきことは・・・・?

私たちはいろいろな境遇にて生きている。

主人と結婚して何年になるだろう?

私たちは、どれだけの期間、体を重ねてないだろう?

そういう話を聞くたびに愛とは何か?

と考えさせられる。

ラブホテルは男と女の欲望を満たす。

男と女の欲望が他にあるのか?

いや、sexだけである。

男と女の欲求を満たす場所にロマンを感じ、成り立たせることは凄い実行力である。

その行動は見習うべきである。

あたにはどんな一行が届き、どんな言葉が残りましたか?
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感想(5件)

北国の湿原を背にするラブホテル。生活に諦念や倦怠を感じる男と女は“非日常”を求めてその扉を開く―。恋人から投稿ヌード写真の撮影に誘われた女性事務員。貧乏寺の維持のために檀家たちと肌を重ねる住職の妻。アダルト玩具会社の社員とホテル経営者の娘。ささやかな昴揚の後、彼らは安らぎと寂しさを手に、部屋を出て行く。人生の一瞬の煌めきを鮮やかに描く全7編。第149回直木賞受賞作。

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