著者 湊かなえ
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
普通のおばさんが連続放火事件を起こす。
犯罪の動機は何だったのだろうか?
これが犯罪者と話を聞くものの空想を加えて物語が進んでいく。
その事件の背景には、過去がある。
過去に何が起きたのか?
小さい思い出。
人は過去の思い出と共に歩いて行く。
どのような過去を持ちどのような思いでお待ちどのように保管しているのか?
またそれも人それぞれである。
昔の殺人事件と裏にいる老人ホームがリンクをする。
そこには心が温まるストーリーがあり、悲しい現実が残っている。
大富豪とは…どのような人生を送り、どのような結末を迎えるか?
婚約者との人生は?
思い通りにいくのか?
はたまた、騙されているのか?
知りすぎた女は殺される。
そんな物語もある。
知る事は良い、ただ言い触らしたら終わりである。
猫のように生きるのか?
猫のようにのんびりして暮らす。
そこにあるのは援助交際であり、リストラであり、万引き主婦である。
そして話は家庭内暴力に移っていく。
子供の頃に受けた恩は忘れない。
特に青春時代の思い出は、大人になって恩返し。
無口な私が心を開いた。
それは貴方だから。
貴方だからなの。
こんな経験ありますか?
と問われたら私はないとしか言えない。
ないのである。
ないのである。
羨ましいと感じる。
忘れられない思い出。
忘れるために誰かのせいにしようとする。
それは、故人にとって良いことなのだろうか?
そしてそれを引きずる女はどこまで思い出と共に生きていくのだろうか?
そして人生とはどこかでつながるものである。
繋がったときにそれが良い思い出となるのか悪い思い出となるのかわからない。
だから人生は面白い‼︎
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