著者 三宅孝之・島崎崇
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
世界を制する事業が日本企業からうみだせなくなった。
何故だろう?
米国企業は、ケタ違いに大きくなっているが、日本はトヨタだけである。
TOYOTAだけ・・・。
欧米は、どうやったら出来るかを考えるが、日本は今できることしか考えない?
日本の企業とアメリカの企業の決定的な違いは繋がりである。
日本の企業は1つの会社で全てを行おうとする。
アメリカ及び欧米の企業はつながりを持って得意な分野だけを行おうとするこれが違いすぎる。
自分の得意分野と新たに進出したい分野の得意な企業をマッチングして新しい道を切り開く。
これが大きな事情のつくり方ではなかろうか?
そして自分と同じような考え方を持っている人だけではなく、自分とは違う考え方を持った人の意見を尊重して新しい発想を受け入れる度量も必要である。
新たな事業を満たすのに必要な事は連携であり提携である。
それは上下関係の連携や提携ではない。横のつながりの連携や提携である。
グループ内での連携や提携はグループに恩を与えることあるかもしれないが、エンドユーザーであるお客さんにはメリットがないことが多い。
日本は既存のルールを守ってビジネスをしようとするが欧米は新しいビジネスには新しいルールが必要だという考え方をする。
これが違いである。
どこの世界も味方は社会におり、てきは社内にいる。
社内説得が1番難しいことである。
人と人のつながりが将来大きく発展させる。
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日本企業から「世界を制するビッグビジネス」が生まれなくなって久しい。実際、「既存事業がジリ貧なので新しいことを始めないとまずい、なのに始められない。始めても大きく育たない……」という話はよく耳にする。
そうしたなか、株式会社ドリームインキュベータは、この10年近く、事業創造型のプロジェクトを多数手掛けてきた。その中でつかんだ「ビジネスプロデュース」という方法論を、はじめて明らかにしたのが本書である。
ビジネスプロデュースとは、「社会的課題を取り込み、それを解決する形での構想を描き、その実現に向けた仲間づくりをして連携していく。それによって数百億、数千億円規模の事業を創出していく」というものである。
本書では、その進め方、注意点を五つのステップ(構想、戦略、連携、ルールづくり、実行)に分けて解説。さらに、ビジネスプロデュースを疑似体験できる、大手ハウスメーカーの経営企画室長を主人公にした架空ストーリーも収録した。
冒頭のような課題を抱えている経営幹部・ミドル層は特に必読。
「ビジネスプロデュースの肝は何か。それをひと言で言うと、『社会的課題を取り込み、それを解決する形での業界を超えた構想を描き、その実現に向けた仲間づくりをして連携していく』ということに集約される。
今、日本企業に最も必要なのは、こうしたビジネスプロデュースを実践していくこと、そしてそれを担える人材であるビジネスプロデューサーをもっともっと輩出していくことである。そうした想い、そして日本を元気にしたいという想いを込めて、創業十五年にして、その全容をお伝えしたいと筆をとった」──本書「はじめに」より抜粋
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