2018年12月8日土曜日

ピケティ「21世紀の資本」を日本は突破する

ピケティ「21世紀の資本」を日本は突破する 

著者 増田悦佐 

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

大きな問題は所得ではなくて資産にあるということだ。

そしてもっと深くつき詰めれば、資産格差は貧富の格差ではなく、富、富格差なのだ。

ピケティからすれば努力した人間よりも財産を受け継いだ人間がお金を持っている事は世の中にとって良いことだとは思わない。

つまり努力した人間がお金を儲けるような世界の仕組みにならなければいけないが実際は難しいだろう。

特に注目されるのが原油で稼いできた人たちである。

なぜなら原油価格が暴落しはじめてきている。

そのうちの1つの要因は中国の経済の脱落ではないだろうか。

需要ではなく投機によるお金が支配した世界がこれから変わるのであろう。

結局一般庶民にとっては、インフレよりもデフレの方が良い。

自分の立ち位置がどちらかでインフレのほうがよいのかデフレの方が良いのかが決まる。

今1番言われたいのは皆が幸せになることである。

そして皆とは、富裕層の事ではなく中間層もしくは貧困層のことである。

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感想(0件)

日本人よ、ピケティ型エリート主義にだまされるな!
日本は資本格差も知的格差も世界一小さい国! 
そしてサービス業主導経済が日本の指針となる! ! 

ピケティ最大の主張である『資本収益率はつねに経済成長率を上回り、ゆえに放っておけば所得・資本格差は拡大する』という議論は、「21世紀の資本」がもたらす経済論争において最大の争点である。
本書は日本人との感覚的な違いや経済状況をふまえて、ピケティ的格差論の功績と限界を指摘しつつ、これらから読み解ける日本のこれからの経済と日本としての在り方を示す1冊である。

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