2018年12月21日金曜日

痴情小説

痴情小説

著者  岩井志麻子

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

岡山弁が繰り出すエロティックなストーリーであなたがこの世界に入り込みことができるのであろうか?

昔の私を知っているが、今の私を好きにしているのは誰だ。

こんな事はお金で全て解決する話である。

そのような世の中良いのだろうかと疑問に思う事はあるが、それが現実であり世の中である。

私の全てを教えてあげる、あなたは受け止めることができるのかしら?

私は寂しい女、だから悲しい話をして自分の寂しさを紛らわせる。

あなたは遊びでもあたいは本気なの。

あなたはそれが理解できますか?

いや私はできないであろう。

なぜ1人だけに夢中なのか?

しかも不倫なのに。

不倫が何か良いのかわからない。

岡山弁で迫る女の心情がこの本には書かれているそれがこの本の醍醐味である。

暴力を振るわれる私はそのような雰囲気があるのだろうか?

子供の時に暴力を振るわれて女はなぜか暴力を振る男と選ぶのは何故なんだろう?

どんな男を選び、どんな女を選んでも求めることは一つ。

幸せへの追求である。

どのようや女の幸せを求めるか?

それは人それぞれである。

たどりついた先はどこか?

あなたの望んだ状況なのか?

自分の娘が欲しい。

他人の子供でもかわいい。

でもやっぱり血の繋がった娘が欲しい。

蛋白に私の股間をまさぐる。

私が求める性とは?

あなたが求める性とは?

成功者が最後に求めたのは純愛であった。

その相手が娘ほど歳が離れた女であったとしても、その相手が韓国籍の女だったとしても、成功者は求め続けたのである。

女の海外の一人旅は男との出会いを求めた旅でもある。

性と生!

あなたの心に響いたのはどちら?

あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?

岡山で生れた女には、東京も、韓国も、ベトナムも、みな異国だった。そんな異国の男との情事のさなか、快感に震える女の肌の裏側で、岡山の地霊は冥く疼きはじめる。官能が高まるほどに、死の匂いを纏わりつかせた、懐かしくも恐ろしい土俗の記憶が溢れてくるのは、なぜ―。自ら惜しみなくエロスを生きる著者だけが探り当てたエロスの最奥。痺れる甘さと蕩ける毒に満たち13篇。
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