2018年11月10日土曜日

花酔ひ

花酔ひ 

著者 村山由佳 

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

日本の伝統文化である着物にまつわる話である。

恋愛と雑学を絡めることは良い小説の必須条件である。

小説を読み物語を読み知識を得る。

そして葬儀屋の話も絡んでくる。

葬儀屋の仕事はいかにラストを締めくくるのか?

その為に死体をどのように化粧して家族に戻すのか?

まるでおくりびとである。

その二つの夫婦がどのようにまじわっていくのか、どのように絡んでいくのか、胸がチクチクするような物語である。

夫婦スワップといえばそれまでである。

自分がsなのか、mなのか、自分自身は理解しているのだろうか?

いや理解してる人間は少ないだろう。

快楽の先にあるのは何か?

辿り着けるのだろうか?

辿り着いた先には?

たどりついてみたいがたどり着けない。

これが現実である。

小説だから体験できる。

小説ならではの醍醐味である。

あなたにはどんな一行が届き、どんな言葉が残りましたか?
新品価格
¥648から
(2014/10/26 12:19時点)

新品価格
¥1,674から
(2014/10/26 12:19時点)

恋ではない、愛ではなおさらない、何か――

浅草の呉服屋の一人娘結城麻子はアンティーク着物の商売を始めた。着物を軸に交差する二組の夫婦。かつてなく猥雑で美しい官能文学。

2 件のコメント:

うつ克服カウンセラー@玉村勇喜 さんのコメント...

はじめまして。

うつ克服カウンセラーの玉村と申します。

このたび、うつに関する自伝書を出版しまして、この本の書評をブログに書いて
いだけないかと思い連絡しました。

著書「鬱〈うつ〉に離婚に、休職が… ぼくはそれでも生きるべきなんだ」
http://urx.nu/cmxN
(Amazonの短縮URLです)

この本は、著書11冊を出版している、
大阪経済大学人間科学部 教授の、
古宮昇氏からも帯の推薦文をいただいています。

メールアドレスか住所を教えて頂ければ、
本をお送りしますので、よろしくお願いします。

もし本を書評ブログに書いていただけるなら、
私のブログで感謝の言葉を書かせて頂きます。

どうか、何卒よろしくお願い致します

ヒッキー さんのコメント...

玉村様コメント有難うございます。

機会があれば、「鬱〈うつ〉に離婚に、休職が… ぼくはそれでも生きるべきなんだ」を読ませて頂こうと思います。

自分で選定すると、偏るため、今回のように推奨して頂く事を有難く感じます。