2018年11月19日月曜日

ロバート・ライシュ 格差と民主主義

ロバート・ライシュ 格差と民主主義 

著者 ロバート・B・ライシュ 

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

現代は誰もが経済に不安をもっている。

富を持っている物は一段と富をふやし、中間層は貧困層へ脱落する。

政府は誰のためにあるのか?

政府は誰のために政治をしているのか?

疑問が付く世の中になっている。

経営状態が悪くなり、国が救済する。そこに使われるのは税金である。

しかし 会社の建て直しのために首を斬られるのは従業員であり、貧困層である。

そのかたわら、ceoは、会社の建て直し傾向が見えたら多額の報酬を貰う。

富裕層はとくをして、貧困層は、損をする。

これがリアルである。

アメリカの大学生は、借金をしないと学校に通えない。

これが本当に健全な世界なのであろうか?

決してそうは思えない。

しかし これが現状である。

中間層の脱落が格差社会を産んでいる。

大企業は中間層を助けない。

ひたすらコストダウンで、利益を追求する。

これが大企業のあり方である。

アメリカはトリクルダウン方式 で成長戦略をねらったが失敗に終わった。

富裕層には減税で、貧困層には増税だった。

よって格差が広がった。

この本を読んで思ったことは、日本も同じ道を歩みでいるのではないか?

トリクルダウン方式で経済 政策をたてている。

大丈夫だろうか?

心配になった。

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クリントン政権の労働長官、オバマ大統領のアドバイザー、ハーバード大学教授、
『タイム』誌「最も業績を収めた20世紀の閣僚10人」選出、
『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙「最も影響力のある経営思想家20人」選出など、
輝かしい業績を誇るロバート・ライシュの最新刊。

暴走する資本主義が「格差」を生み出し、
「格差」が民主主義を歪め、
民主主義の歪みが資本主義の暴走を加速させる――

米国で起きている衝撃的な「負の連鎖」のメカニズムを、軽快な筆致で明らかにする。
この事態は、けっして米国だけの問題ではない。

本書で明かされる「暴走する経済から『かけがえのないもの』を守るたった1つの方法」は、
民主主義国家に生きるすべての人にとって、忘れてはならない教訓となる。

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