著者 三橋貴明
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
不況の最大の要因は、企業の設備投資減ったからである。
企業の設備投資の減少とともに、GDPは減少した。
年間75兆円が必要である。
しかし現状は、68兆円~71兆円の間であり、あと一歩足りない状況である。
賃金主導型の経済政策により、改善を求む。
そのために政府に必要なことは、何もしないことである。
人口減少により、賃金上昇の状況はととのっている。
あとは時期を待つだけである。
資本主義で一番格差が広がったのはアメリカである。
7人に1人が貧困層である。
グローバル経済でアメリカは中国とロシアを育ててしまった。
アメリカではついに富裕層が貧困層を捨ててしまった。
これからどのように動くのが楽しみである。
山は動いた。
まさにこの言葉に代表される時代である。
ドイツでは ドイツ国民の給料が減少してきている。
南欧州の移民が流れ込んで来たからである。
まさに外国人に雇用を奪われた形になる。
これがグローバル経済の答えである。
逆に言えばこのような形を作れば富裕層になれる可能性が出てくる。
理性はでてくるけどね。
結論は、緊縮財政は間違いである。
あなたにはどんな一行が届き、どんな言葉が残りましたか?
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グローバリズムの拡散により、世界は分裂と混乱へと向かい始めた。
ウクライナ問題での新たな米ロ冷戦、欧州での反ユーロ派の台頭、イスラム国の勢力拡大、スコットランドやスペインでの独立運動、香港や台湾での反中国デモなど、各国で対立が激化。
日本では、財政均衡主義による2014年4月の消費増税で景気はリーマン・ショック時をこえるほどの大幅後退、実質賃金は上昇するどころか下落が続いている。
その景気対策としてまたぞろ新自由主義派が「規制緩和」を叫んでいる。しかし規制緩和も消費増税同様、日本をさらなるデフレに叩きこむ最悪の政策なのである。
本書は消費増税による日本再デフレ化を警告してきた著者が、アメリカが拡散したグローバリズムによってアメリカ自身が没落し、世界で新たな対立を生み出した構図や、グローバリズムと対をなす新自由主義、財政均衡主義が世界経済を混乱に陥れている状況をわかりやすく解説。
そして2015年に日本と世界に何が起こるのかを完全予測!
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