川上未映子
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
会社に行くのがしんどい。
会社の人間関係が辛い。
現代病とも言える悩みとの闘いである 小説の始まりである。
現代はストレスとのお付き合い。
ストレスといかに向き合い、いかにつき合っていくのか?
そして、お酒との出逢い。
溺れていく私、壊れていく私、むしろ壊したい私!
文章から押し流されてくる感じである。
誰もが自己嫌悪に陥ることがある。
そして思い出される 小さな頃の思い出。
トラウマとなっている思い出。
そこから抜け出せない私。
同じ体験した人も、体験したことない人も、なんとなく同じ気持ちになれる。
この著者の豊かな表現による魔術である。
表現がうまい。
表現が楽しい。
小説読んでいるんだが、まるで現実のように感じ取れる。
この感覚はこの本を読んだ人にしかわからない。
あなたにはどんな一行が届き、どんな言葉が残りましたか?
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「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。誰もいない部屋で校正の仕事をする、そんな日々のなかで三束さんにであった――。芥川賞作家が描く究極の恋愛は、心迷うすべての人にかけがえのない光を教えてくれる。渾身の長編小説。
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