2018年11月8日木曜日

世界から猫が消えたなら

世界から猫が消えたなら 

著者 川村元気 

新しい知識をもとめて この本と出逢う。

この世に一つ何かをなくすとしたら、何を選びますか?

いろいろな人に聞いてみたい質問である。

この小説の中で出てくる言葉である「何かを得るためには何かを失わなくてはならない」!

非常に哲学的 な言葉である。

そして まぎれもない事実である。

この世界にはたくさんの残酷なことがある、でもそれと同じくらい美しいものがある!

プレゼントはものそのものに意味があるのではなく、選んでいる時 相手が喜ぶ顔を想像する その時間に意味がある!

家族ってあるものではない、家族はするものである。

とても心に訴えられる言葉と出会えるこの 小説は!

生きる意味 家族の意味 人生の意味。

いろいろなことに出会える小説であるから ぜひ一度は読んでいただきたい。

久々にこんな小説に出会えたのではないか。

そう心に思わせることができる一冊であった。

あなたにはどんな一行が届き、どんな言葉が残りましたか?

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ついに映画化決定! 

郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、奇妙な取引を持ちかけてくる。
「この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」
僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計……そして、猫。
僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。
二〇一三年本屋大賞ノミネートの感動作が、待望の文庫化、映画化! 

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