2018年11月28日水曜日

国選ペテン師

国選ペテン師 千住庸介 

著者 城山真一 

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

娘を担保に博打に打ち込む父親。

詐欺に入れ込む若者。

そしてその先には何があるのだろうか?

なぜだか興味をいだく賭場場!

常に頭の中に浮かんでくる。

なぜだろうこの気持ちは?

自分が知っている世界、今知りたいのは 自分が知らない世界であろう。

自分が知らない世界を求めて、一歩踏み出してみる。

恵まれた自分の才能に気づく !

そして自分の才能に気づく怖さ?

天才詐欺師、国家の前に敗れる。

敗北であるが、そこから人生が変わる。

そして自分の才能お国のためにいかそうとする。

気付いた潮時。

この潮時にたどり着いた時、人間はどのような判断を下すのか?

そして、面白かったのが東証内での事件。

これは目を引いた。

ラストは何となく予想がついたが、展開、そして、東証内での事件が心を弾ませた。

あなたにはどんな一行が届き、どんな言葉が残りましたか?
新品価格
¥821から
(2015/1/26 20:57時点)

詐欺師の子役をしていたヨウスケは、ある賭博場で一人の少女と出会う。葵と名乗る彼女と共に行動しながら詐欺の才能を発揮。いつしか詐欺グループのトップに君臨する。やがてヨウスケは名を千住庸介と変え、平凡な銀行員として人生を歩みはじめる。日の当たらない人生と決別するために。
そんな庸介の前に、謎の中年女・北見が現れ、彼の心に詐欺師の灯が再び点り始める…。ヨウスケの目指すゴールはどこにあるのか。辿り着いた衝撃の真実! 
精緻な伏線とドラスティックな展開に一気読み間違いなし。

0 件のコメント: