2018年11月27日火曜日

資本主義の正体

資本主義の正体 

著者 池田信夫 

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

資本主義において物と物との社会的な関係でおおい隠されているのは、資本家の労働者に対する支配関係である。

労働時間と消費量は トレードオフの関係にある。

そして一番の資本主義は奴隷主義である。

奴隷貿易で世界を制したイギリス。

今は企業が社員を奴隷化している。

資本主義の勝ち組はいかに奴隷化することである。

恐ろしい世の中だ。

それが現実である。

資本主義・経済とは多くの国民を先導する。

国民に優しいようにみえて、強い政府である。

稼げるモノは稼ぎ、稼げないモノは脱落。

これが現実。

日本はどうなのか?

日本という国はどうなのか?

そしてこれからの問題は、原油 価格の 下落により物価が上がらない状態である日銀が、追加の金融緩和をするかどうかである

注目である。

グローバルの世の中だからこそ、グローバルな戦略が必要である。

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今、マルクスが新たな脚光を浴びつつある。なぜか。それはフランスの経済学者、トマ・ピケティが書いたベストセラー『21世紀の資本』が描く現代の「格差」の姿が、「資本主義がグローバル化するにつれて、富は一部の資本家に集中し、残りの人々は窮乏化する」としたマルクスの予言と重なるものであったからだ。マルクスが思想が、再び説得力をもって甦ってきたのである。
実は、マルクスが分配の平等を主張したことも、グローバル化に反対したこともなかった。それどころかマルクスは、国家が分配の平等を実現しようとする温情主義を否定し、グローバル資本主義が伝統的社会を破壊するダイナミズムを賞賛したのだ。
マルクスが未来社会として構想したのは「平等社会」ではなく「自由の国」だった――そう著者は喝破する。では、彼が見通した資本主義とはいかなるものだったのか。そしてその現代的意味とは…?
新たなマルクス像に光を当て、現代の諸問題を斬る意欲作! 
■序章:資本が世界を文明化する
■第一章:自由主義者マルクス
■第二章:資本主義という奇蹟
■第三章:血まみれの手
■第四章:神の秩序と法の支配
■第五章:アジアの没落
■第六章:帝国主義から<帝国>へ
■第七章:大分岐から大収斂へ
■第八章:日本型資本主義の終わり
■終章:資本主義のゆくえ

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