ストロベリー・マーキュリー殺人事件
著者 青柳碧人
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
近年アイドルブームである。
そのアイドルブームの中、今回の小説では裁判アイドルが取り上げられている。
近年どうやらアイドルの前に何か単語が付いてれば良いらしい。
平和な国だと実感する。
そんな中、アイドルと共にテーマになるのが裁判員制度。
もう、既に現実社会でも行われているが、この小説は裁判をリアルタイムに放送するという設定。
斬新な設定だと感心する。
良くも悪くも裁判をリアルタイムに放送したら興味も持つし、法律も勉強になるから一石二鳥かもしれない。
そして、事件は人気バンドのメンバーが殺害される。
しがない一般人である主人公が、裁判員に選ばれ法律と裁判に向き合う羽目に。
社会貢献とは何か、それは人それぞれによるけどこの小説に関しては、法律と触れ合う機会を作ると言うことである。
そういう意味でこの小説は法律の知識が入りためになる小説である。
よってこの小説は良い小説である。
まぁ小説の中身はアイドルなどを中心として描かれているが、いやアイドルではなくアイドルとの恋愛である。
これは著者の願望なのかとふと思う時がある。
まぁそれはどちらでも良いでしょう。
法律が何のためにあるのか?
人間を縛り付けるためにあるのか、人間を幸せにする為にあるのか?
もう一度考える必要がある。
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
裁判がテレビ中継されるようになった日本。中継から誕生した裁判アイドルは全盛を極め、裁判がエンタテインメントとなっていた。そんな中、裁判員として注目の裁判に臨むことになった生野悠太だったが!?
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