子どもの貧困
社会的養護の現場から考える
著者 池上彰
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
そもそも児童養護施設は何故誕生した?
それは戦後に、大陸から帰ってきた子供達と、疎開していたが、帰還したら焼け野原の子供達の為である。
昔はそんな理由だったが最近は理由が、変わってきている。
人生を楽しみたいとの事で子供を捨てたり、お金がないとの事で子供を捨てる。
そんな、人間味のない、現金主義の世の中の誕生だ。
児童養護施設の子供達はこのように教育されているらしい。
『良き納税者になりなさい』
税金で育ててもらってるため、税金納め恩返しをする。
良い教育だと思うし、良いフレーズだと感じた。
『良き納税者』
これは児童養護施設とは関係なく、すべての日本人が感じる必要がある。
よき納税者に育てるためには大学進学なり良い教育が必要である。
しかし現実的にはマネーの問題があり教育を受けたくても受けれない現実がある。
この問題点にいかに社会として取り組んでいくのかが大切である。
そして貧困に苦しむ子供たちが良い教育を受けて将来的に年寄りを支える時代にしなければならない。
高齢化社会は現実的である。
何とかなるだろうと発想ではどうすることもできない時代が近づいてきた。
私たちは今後どのような人生を送っていくのであろうか?
疑問に思いながら、不安に思いながら貧困問題について考えようと思う。
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
経済格差が極まるいま、子どもを育てられない親が増えている。児童養護施設の現場から、子どもの貧困についての実態をレポートし、課題と展望を明快にえがく。
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