著者 村上春樹
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
村上春樹氏が創る世界、不思議な世界、現実では体験することできない世界、これを小説の中では体験することができる。
今回は図書館での話である。
本に関わることを物語とするのは村上さんとして本を何か広めたいのではないであろうか、いやむしろそういう思いであって欲しいと私は思う。
難しい事に、知識を得ることができたらその知識を食べてしまう。
それを、われわれはどのように受け止めれば良いのであろうか?
そのような疑問が生じてしまう。
しかし、言い換えれば知識を得る事は大切なことである。
と、言うことである。
私たちは人間である限り知識を得て、その知識を活かしながら生きていかなければならない。
いやむしろ文明を発達させなければならない。
いやむしろ進んだ文明を見てみたい。
進んだ文明を見るためにも、一人一人の人間が知恵を出し合い、新しいイノベーションを求める。
そしてそこに投資をするのである。
投資をしなければ物事は発展しない。
だから投資をする、新しいイノベーションに対してである。
いろんな言葉に対していろいろな人がいろいろな意見を持っている、いろいろな小説に対していろいろな人がいろいろな意見を持っている。
その意見をお互い出し合って、より良い考え方に出会えることができたら、それは新しいイノベーションを生む可能性が出てくるというものである。
この図書館奇譚は、知識を得た脳みそを食べるという話。
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
僕と羊男はここから脱出できるのか? 図書館の地下に囚われる不条理を描く名作とカット・メンシックのダークなイラストが響きあう。
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