著者 唯川恵
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
寒い季節の中、私は本との出逢いを求め、本屋をブラリ散歩。
街中では、恋人達が楽しそうに歩いている。
幸せそうな笑顔で歩く、彼、彼女らを見てると平和な気分になり、こちらも楽しい気分になってくる。
そんな気分で本屋に着いたら、何故か唯川恵氏の本が目についた。
しかも、別れの言葉を私から?
なんで?
さっきまでの気分は?
返して、さっきまでの気分(笑)なんて、思ったけど、とりあえず読んでみよう。
そして私はコーヒーの飲める所、スタバことスターバックスに足を運び、いつものように、いつものコーヒーを頂く。
ブラックで!
今日は一段と苦味がある気がする。
でも、これが良い。
そんな思いの中、私は唯川恵氏の創る世界に入っていく。
三角関係である。
親友に彼氏をとられた女子の話。
親友を好きになった、両方好き、どっちか選べない、だから2人とも別れる。
しかし、後で事実発覚。
親友とは別れてなかった。
別れたのは私だけ。
別れ方がズルい。
だから怨みが出る。
まぁそんな所だが、親友とも、彼氏とも別れて正解であることは間違いない。
どんなに好きだったとしても、自分のことしか考えられない彼氏、親友は、恋愛以外も自分のことしか考えられない生き物。
男とも、友達ともこっちから願い下げ。
次は仲間。
サークルで仲良かったメンバー毎年2回は集まるという話。
最初は順調だったが、歳を重ねるにつれて、だんだん集まりが悪くなる。
人それぞれ、それなりの用事があるから仕方がない。
誰しもそう思っていることだろう、だって誰しも経験していることかもしれない。
昔の友達を大切にすることは大事な事だが、新しい環境、人間関係を受け入れてないという事でもある。
今自分が置かれた環境を大切に。
さて、次は遠距離恋愛である。
遠距離恋愛になりたての頃は、一生懸命に連絡を取り合ってたが、時間が経つにつれて、噛み合わなくなってくる。
それは距離のせい?
何かのせいにしているうちは、何かのせいにを探す事になるだろう。
それは、あなたにとって、運命の人ではなかったという事だ。
長すぎた春、私は彼のことしか知らない。
だから比較の対象がなかった。
しかし世の中、社会に出てみれば比較対象が必ず存在する。
比較対象した時に人は初めて気づくのである。
強くなりたい。
断れる女性、別れを告げることができる女性に。
唯川恵氏がそんな女性なのだろうか?
そんな女性に憧れているのだろうか?
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
人生で出会う、いくつもの別れのために、そして新しい出会いのために―。恋、仕事、友情―さまざまな場面で迷い、悩み、傷つく女性たちに贈る、等身大の物語。
新品価格
¥535から (2016/2/4 20:59時点) |
価格:535円
(2016/2/4 21:01時点) 感想(0件) |
0 件のコメント:
コメントを投稿