2020年4月1日水曜日

「dele3」「MEMORY」

dele3

著者  本多孝好

遺されたデータに込められた秘密と想いをめぐるミステリ、待望の第3弾!

あなたの死後、不要となるデータを削除します。
――『dele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)』

各所から絶賛されたドラマ「dele」の小説版、待望の続編!

故人より託されたデータを極秘に削除する会社『dele.LIFE』。
その所長、坂上圭司が姿を消した。
リサイクルと遺品整理のアルバイトをしていた真柴祐太郎は、圭司の姉・舞からその話を聞き、かつての雇い主を捜し始める。
だが、手がかりと思しきファイルは得体の知れぬ陰謀へと繋がっていき――(「リターン・ジャーニー」)。
誰からも愛された女子中学生が自殺した。彼女の死と、遺されたデータの謎に迫る「スタンド・アローン」を含む全2篇。
データに込められた秘密や想いが胸を震わす、記憶と記録をめぐるミステリ。
待望の第3弾!
MEMORY

著者  本多孝好

新たな刺激・自身の知らない出逢いを求めて!!

少年少女時代の思い出とは甘くて酸っぱいものである。

甘くて酸っぱさが大人になり、良い思い出として思い返される事が多いものだが・・・

MEMORYとは何か?

MEMORYの価値観とは?

思いの行き違い!!

伝わらない思い、出てこない言葉。

共感できる思い出。

大人になり解かれる誤解。

伝わらない想い。

伝えない想い。

暴かれる真実!!


誰もが通る道なのか?

果たして?

メモリーという記憶は?
すれ違とは難しいものである。

伝わらない思い出、伝わらない言葉、伝わらない気持ち。

感情が逆なで、切なくなるし、怒りにも変わる。

このような経験を体験して人は成長するのだろう。


あなたにはどんな一行が届き、どんな言葉が残りましたか?

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葬儀店のひとり娘に産まれた森野、そして文房具店の息子である神田。同じ商店街で幼馴染みとしてふたりは育った。中学三年のとき、森野が教師に怪我を負わせて学校に来なくなった。事件の真相はどうだったのか。ふたりと関わった人たちの眼差しを通じて、次第に明らかになる。ふたりの間に流れた時間、共有した想い出、すれ違った思い…。大切な記憶と素敵な未来を優しく包みこんだ珠玉の連作集。

本多/孝好
1971年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。94年、「眠りの海」で第16回小説推理新人賞を受賞し、作家デビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)