2019年7月11日木曜日

岡崎慎司はなぜプレミアで成功したのか?

岡崎慎司はなぜプレミアで成功したのか?
レスター優勝の原動力となった日本人FWの価値と成功の理由

著者  サッカーマガジン編

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

100年に1度のサプライズが起きた、21世紀最大の奇跡と言われた、それは2015年-2016年シーズンのイングランドプレミアリーグでのレスターの優勝である。

誰もが驚いた出来事であった。

その奇跡に、岡崎慎司が所属していた。

そのチームで、なぜ岡崎慎司はレギュラーとして活躍し続けたのか?

2013年-2,014年シーズンにおけるブンデスリーガの総ゴール数が2年間で合計27ゴール決めていた岡崎慎司。

これは、バイエルンミュンヘンのロベルト・レバンドフスキ、アリエン・ロッペン、ボルシア・ドルトムントのピエール・エメリク・オーバメヤンについで、リーグで4番目に多くのゴールを決めた選手となっていた。

だからこそドイツでの注目も高く、ボルシアMGからもオファーをもらっている選手であったが、イギリス、イングランドのレスターを選んだ。

レスターはイングランドプレミアリーグで優勝争いするようなチームではない、どちらかと言うと降格争いをするチームである。

そこでの岡崎慎司における役割は、セカンドストライカーである。

ストライカーでもある限り得点も取らなければいけないけど、何よりも守備が大切であるポジションを配置である。

ファーストプレッシャーをかける場所であり、運動量が求められ、何よりもチームワークが求められるポジションであるが、ストライカーである以上は得点も求められる。

そんなポジションはハードワークが必要である。

そのハードワークを充分にこなした選手、それが岡崎慎司である。

岡崎慎司は清水エスパルス、日本代表、その時代からハードワークが似合う選手であった。

ハードワークしながらも得点が取れるストライカー岡崎慎司、レスターと言うチームは彼には、彼の才能生かすに十分なチームであった。

岡崎慎司の快挙は他にもあった。

紛争に巻き込まれたり貧困にあえいで生きてきたわけではない。

豊かな国のごく普通の家庭で生まれ育ったても、世界のサッカー史に残るような環境を手にするためのハングリー精神を手にすることができるという事実を岡崎慎司は証明した。

とても大きなことを岡崎慎司は示したのである、日本と言う国から生まれ育って。

日本がこれから岡崎慎司のような選手を育てなければならない。

そして努力をした人間が報われる社会にしていかなければならない。

この本を読んで思った事は、努力は報われると言うことであり、努力した人間が報われるような社会を作らなければならないということである。

あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?

創立133年目の初優勝。世紀の大番狂わせを演じたミラクルチーム、レスターを牽引した岡崎慎司はなぜ、サッカーの母国・イングランドで成功できたのか。識者と恩師の言葉をもとに、稀代の日本人ストライカーを考察する。

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