著者 セルジオ越後
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
題名だけだと何を言いたいことやらと思ったが、納得の考え方である。
1学校1チームだから補欠は存在するのである。
人数分のチームが参加すれば良いだけ!まさにその通りである。
日本人は選ばれた人間しか試合に出れないという概念を持っているが、外国人はカテゴリーやランクさえ違えど、皆、試合に出れるという感覚。
当然、リザーブは別だが、ベンチ外という発想はない。
すべての人にチャンスを与えてすべての人に機会を与えることで出会うことがない才能に出会えるかもしれないと思えるのである。
だから補欠と言う制度をなくして、すべての人に開かれたチャンスを与えるべきなのであるというのが著者であるセルジオ越後の考え方である。
私もこの意見には賛成である。
なぜ1学校1チームしか出れないのか、疑問でしかない。
何チームを出しても良いのではないかと思う。
そこに新たなスポーツの可能性を見つけることができるのではないか、と思うが。
日本はなかなかチャレンジ精神がない。
だから変える事は難しいであろう。
変化を求めない日本、でも変化を求めている時代は迫ってきている。
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
サッカーの辛口解説者として知られる著者が長きにわたり訴えているのが、部活動における「補欠制度の廃止」である。世界のスポーツ社会には「補欠」という言葉は存在しないとまで言い切り、日本の団体スポーツが世界で活躍できないのは、「補欠制度」が原因と訴える。学校教育とスポーツを変える新提言。
セルジオ越後
サッカー解説者。H.C.栃木日光アイスバックスシニアディレクター、日本アンプティサッカー協会スーパーバイザー。1945年ブラジル・サンパウロ市生まれ。18歳でサンパウロの名門クラブ、コリンチャンスとプロ契約。1972年来日。藤和不動産サッカー部(現:湘南ベルマーレ)でゲームメーカーとして貢献。引退後、2006年に文部科学省生涯スポーツ功労者として表彰される。来日当時から少年サッカーの指導にも熱心で、1978年より(財)日本サッカー協会公認「さわやかサッカー教室」(現:アクエリアスサッカークリニック)の認定指導員として全国各地で青少年のサッカー指導にあたり、現在までに1000回以上の教室で延べ60万人以上の人々にサッカーの魅力を伝えてきた
サッカーの辛口解説者として知られる著者が長きにわたり訴えているのが、部活動における「補欠制度の廃止」である。世界のスポーツ社会には「補欠」という言葉は存在しないとまで言い切り、日本の団体スポーツが世界で活躍できないのは、「補欠制度」が原因と訴える。学校教育とスポーツを変える新提言。
セルジオ越後
サッカー解説者。H.C.栃木日光アイスバックスシニアディレクター、日本アンプティサッカー協会スーパーバイザー。1945年ブラジル・サンパウロ市生まれ。18歳でサンパウロの名門クラブ、コリンチャンスとプロ契約。1972年来日。藤和不動産サッカー部(現:湘南ベルマーレ)でゲームメーカーとして貢献。引退後、2006年に文部科学省生涯スポーツ功労者として表彰される。来日当時から少年サッカーの指導にも熱心で、1978年より(財)日本サッカー協会公認「さわやかサッカー教室」(現:アクエリアスサッカークリニック)の認定指導員として全国各地で青少年のサッカー指導にあたり、現在までに1000回以上の教室で延べ60万人以上の人々にサッカーの魅力を伝えてきた
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