2019年7月16日火曜日

世にも奇妙な君物語

世にも奇妙な君物語

著者  朝井リョウ

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

なんなんだこの題名はと思い、手に取り、とりあえず読んでみることにする小説である。

題名だけ見れば、あの有名なドラマである世にも奇妙な物語だと思う人が大抵であろう。

最初に来た話がシェアハウさないである。

表向きはシェアハウスの話と思いきや、このシアハウスの実態は…。

そして主人公の浩子の過去とリンクしていくこの物語。
題名も似ているが世にも君ような物語に近い話のストーリーであった。

どうやら著者の朝井リョウ氏は世にも奇妙な物語が好きなのかもしれない。

この物語のラストは、少し想像とかけ離れていく。

あちらの事件と思いきや、いや思わせて、こちらの方かと持ってくる展開である。

へーって言う感じのラストだったが、この物語は途中から止まらなくなってしまう、と言う感じを受けたため、感想としては面白かったと言う感想になるのであろう。

リア充裁判、コミニケーション能力が図られるような話ではあるが、正直よく理解ができなかった。

著者の朝井リョウ氏の作る世界は不思議な世界である。

立て!金次郎、保育の話であるため、どのような話の展開になっていくのかを読んで行かないとわからないが、著者の朝井リョウ氏がどのような展開を作りどのようなことを伝えてくるのかを楽しみにしている。

何かおそらく世にも奇妙な話にはなってくると思うが・・。

世の中とはわからないものである。

自分で考えて、自分の思い通りに動いているつもりでも、実際は裏で糸を引かれているケースが多々ある。

これが世の中の常である。

この事を、この物語を通して、改めて考えさせられる事になる。

人生とはそんなもんだ。

操っている人々がいる、その事に気付くかどうかである。

次は13.5文字しか集中して読めなである。

これは、いわゆるしっぺ返しである。

普段自分がしている事で迷惑になっている人々がいる。

自分ではわからない、しかし、自分に返ってきた時にわかるもんである。

普段から、自分のことしか考えてない、相手の事も考えての発言と行動をとるという教訓がこの物語にはある。

次は脇役バトルロワイアルである。

この話は俳優が実名で出てきているのに驚いた。

矢嶋智彦 桟見れいな 勝地涼 渡辺いっぺい 板谷夕夏 溝端淳平 芦田愛菜である。

著者 朝井リョウ氏の人脈なのか、はたまた、思いつきなのか不明だが驚いた事にかわりない。

そして、世の中には才能が存在する、その才能や、スポットライトは生まれ持ったもので変わらないものである。

改めて気づかされるのか、はたまた、認識すべきかはわからない。

ただただ、知らぬが仏という言葉があるように知る事だけが全てではない。

知らない事も必要であると人生論を考えるキッカケになる。

どの人生を選択するかはその人次第だが、後悔のない人生を送りたいもんだ。

あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?

今年二十五周年を迎えたテレビドラマ、「世にも奇妙な物語」の大ファンである、直木賞作家・朝井リョウ。映像化を夢見て、「世にも奇妙な物語」のために勝手に原作を書き下ろした短編、五編を収録。1 シェアハウさない 2リア充裁判3 立て! 金次郎4 13.5文字しか集中して読めな5 脇役バトルロワイアル

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