著者 鷹守諫也
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
童話とは残酷な話であるという噂をよく聞く。
そこでほんとに残酷なのかどうか興味あった。
そこで出会ったのがこの本である。
残酷な童話たち!
何何なんだろう、これはどのような話であろうか、ふと疑問に思いこの本を読んでみることにした。
物語の始まりは、ストーリーが見えないが白雪という王子の話?
と疑問に思う。
当初読み始めてから感じたことがこの小説はどこに向かうのかがわからない。
そんな読み始めの小説である。
私を誘拐したのは誰?
継母では?
と、疑問が募る。
これと、童話をいかにつなぎ合わせていくかが楽しみである。
途中からようやく話の物語が見えてくる。
つまりこれは童話と重ね合わせて話である。
童話は残酷な物語である。
それと同時に現代社会も残酷な物語である。
それをうまくリンクしたのがこの小説である。
小さい頃に読んだ物語である童話は、子供たちに悪い影響がないように記憶をすり替えている、いやむしろ話自体を書いているのかもしれない。
童話は基本的には悪いことをしないように描かれた物語かもしれない。
子供たちに悪いことをしないようにそして行儀良くするために童話と言う手法を使い子育て教育をした。
よって実話とは違う道が出来上がり子育てに役に立つ話となっていた。
これはこれで大事なことである。
より良い人間が生まれてきてより良い人間が育つために必要不可欠である。
世の中を作るのも人間だし、社会を作の人間だし、文明を作るのも人間である。
読んでる感じでは童話は関係ありそうだったが実は関係ないような感じがする。
最後は物語となっていくが読んでいくほど楽しくなり止まらなくなる。
いちどはぜひ読んでほしい小説である。
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
白雪という名字と綺麗な顔立ちから王子というあだ名で呼ばれている彼には秘密がある。人の顔が骸骨にしか見えないらしい。本当の顔が見えるのはもうすぐ死ぬ人間と―殺人者の顔だけ。高校生のときに負った頭部のケガが原因のようだ。その彼は人探しのために舞月と同じ大学に入り、同級生となった。ふとしたきっかけで連鎖する不可解な出来事。絡み合う謎の正体は―。
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