著者 伊原柊人
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
こらは、隣人の死体は何曜日に捨てればいいですかの読書感想である。
今日もまた僕はふと散歩がてらに本屋さんに寄った。
たくさん並べられている本を眺めていると急にミステリぽいの読みたくなってしまった。
そこでミステリー的な本を眺めていたらこの本と出会った。
よってこの本を読書することにする。
何が気になったかと言うとやっぱり題名である。
隣人の死体は何曜日に捨てればいいですかって意味がわからなかった。
だからこそこの本を読もうと思ったのである。
事件が多くなってきた、犯罪が多くなってきた、だからこそ自分の身は自分で守るための法律の1つ、グループを作ってお互いがお互いを監視する法律である。
そこでついに事件が起こってしまった。
五人組の監視をする予定の中の1人が人を殺してしまった。
さぁどうするべきであろうか?
そこで人間の論理的思考を踏まえて倫理が問われる問題である。
このときあなたならどのような判断を下すのか?
それを聞いてまわるのも1つ面白いのかもしれない。
(私だったら正直に話すかな?)
この件をきっかけに脅迫してくる人間が出現。
当然といえば当然である。
(失うものがない人間は、何も怖くない、要求するだけだから。)
この男をどうするか?
更に、隣の死体はどうするか?
あるはずの死体がなくなっている。
何故?
物語はここから進展していく。
精神の崩壊が招く、人間の破壊を描いた小説だった。
この小説を通じて人に対する言葉のかけ方などを学ぶ重要性を感じるはずだ。
たいしたことのない言葉の声かけで、ここまで精神崩壊して傷つけることもある。
だからこそ人は声をかける前に言葉を考えなければならない。
相手を傷つけないためにも。
そして自分自身が傷つかないためにも。
笑顔のある世の中に。
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
現代に蘇った悪魔の法律、"五人組"
衝撃のラストが、あなたに襲いかかる!
凶悪事件が後を絶たない状況を受け、日本政府が新たな法律を施行した。五人組――それは隣近所の5世帯が、犯した罪に連帯して処されるというもの。そんな中、五人組の班長に任命された来栖克明の隣に住む、真鍋老人が殺された。しかも、殺したのは同じ五人組の正体不明の人物。井辻という男らしく……。このままでは、ほかの五人組のメンバー全員が殺人罪に問われてしまう……。
ごく普通の平凡な生活から一変、ここから狂気の日々が始まった。近所を徘徊する不審者、来栖の娘に忍び寄るストーカーの影、謎が事件を呼ぶ、猟奇ミステリー。
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