著者 内田康夫
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
散歩すると、何故かたどり着くのは本屋さん。
更に本屋さんで散歩。
そしたら、フッと足が止まる。
ある文字、ある文章に興味を惹かれたからである。
それは、『これまで関わった事件で1番悲しかった』という文字である。
えっ⁉︎どんな事件?
そう思った瞬間その本を手に取っていた。
そして、その本を見つめている。
見つめた後レジに並ぶ。
購入である。
そーゆー経緯でこの本と巡り合った。
この話は兵庫県での話である。
よって兵庫県でない人間からすれば地名ができても正直よくわからないが、その地名を調べていく楽しさもある。
そして知り合いの女性先輩がなくなった。
その女性先輩を探して変な探偵さんと行動共にする。
ところが、その女性先輩の死体を見つけてしまう。
何故殺されたのか?
動機を追いかける。
そのような物語なんだか、正直何を伝えたいのかはよくわからない。
源氏物語の話が出てくるけど、これがどのようにつながるのか最後までわからなかった。
(まぁできれば解説でもあればと思うけど…。)
由香里がどのようにこの事件と関連してくるのかも不明である。
もしかしたら事件とは関係ないけど、探偵である浅見と関係するのかな?
いろいろとストーリーを自分自身で作れるような小説であるため、見方によっては非常に面白い小説である。
そして事件は過去にさかのぼる。
過去に起こした過ちが現在の今でも引きずってくるのである。
よって清く正しく生きることの大切さをある意味訴えていると、捉えても良いのではないか?
そう思えてきた。
まぁ読み始めると一気に読んでしまうため面白い人面白い小説だと思う。
時間がある方はぜひ、一度読んでいただきたいし、どのように受け止めたかを聞いてみたいもんだ。
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
浅見光彦のもとに、全国紙J新聞の大阪支社から文化部の富永という男が訪れた。部下の女性記者・前田淳子が、明石の自宅を出たまま失踪したというのだ。浅見は、淳子の後輩で、源氏物語を学ぶ女子大生・崎上由香里とともに淳子の行方を捜す。淳子は明石原人の取材話の際に、怪しい2人連れの男を気にしていたというのだが…。若き記者の未来を無情にも奪った事件。憤りを隠せない心優しき名探偵が辿り着いた意外な真実とは。
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