日本人が本当は知らないお金の話
著者 三橋貴明
お金って何なんだろうか?分かっているようで、実は知らないお金の真実を三橋貴明が解き明かします。
これを知っていると知らないとでは、人生が180度違ってきます。
日本人の全てが必読の"お金持ち"のための必須の知識を教えます!
◎ ミダス王の寓話は、お金ばかりを追い求める数多くの人間に対する戒めの意味。重要なのは、「人間はどれだけ莫大なお金があったとしても、水や食料を口にできなければ死んでしまう」という真実。
◎ 物々交換の発展形として、交換時に利便性が高い商品として「お金」が誕生したというアリストテレスやスミスの説は間違い。人類の文明において、一つの共同体内において、物々交換が経済活動の主流になったことはない。
◎ お金を払う行為は、基本的には「自らの債務を弁済する行為」に該当する。一万円札は、日本国家が「債務と債権の記録」として強制通用することを認めた紙片という定義。
◎ 一万円札という現金紙幣は、持ち主にとっては資産(債権)であり、日本銀行にとっては負債(債務)に該当。一万円札などの現金紙幣は、日本銀行のバランスシート(貸借対照表)において、「負債」として計上される。
◎ お金を「お金」として成立するためには、「債務と債権の記録」「通貨単位が明確」「譲渡性がある」の三条件に、「債務不履行になる可能性が低い」が加わる。
◎ 巨大なバランスシートという担保があるからこそ、銀行預金は譲渡性を持ち、純然たるお金として流通している。
「実は、お金の担保は究極的には「経済力」になるのですが、果たしてどれだけの人々がこの真実を知っているでしょうか。
先進国とは、「先進的な国」といった抽象的な概念ではなく、国内の需要を満たすに十分な生産能力を保持している国なのです。逆に、国内の需要を満たすには、経済力が不足している国のことを発展途上国と呼びます。
お金の担保とは、究極的にはその国の国民が保有するモノやサービスを生産する力、すなわち経済力なのです。人間にとって優先順位が高いのはモノであり、サービスなのです。我々の需要が常に、十分なだけ満たされる生産能力が実在しているのであれば、お金は不要になります」
三橋貴明
2014年世界連鎖破綻と日本経済に迫る危機
著者 三橋貴明
現在の経済の知識を求めてこの本と出逢う。
インフレ時に行う政策と、デフレ時に行う政策は違う。
世界はデフレに向かっている。
日本のグローバル化はデフレになるの。
デフレが日本を崩壊する。
消費税増税が追い打ちをかける。
何故、安部総理はインフレと反対のデフレ政策を取っているのだろうか?
本人は理解しているのだろうか?
気が付いたときは遅いということにならないだろうか?
心配である。
とにかく心配である。
瑞穂の国の復活はどこに・・・。
信じてよいのか?
信じるしかないのか?
美しい国、日本を。
経済的復活は・・・?
予想は・・・?
あなたにはどんな一行が届き、どんな言葉が残りましたか?
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これまで日本経済の底力を説き続けた著者が、ついに危機を警告!
消費税増税、TPP、規制緩和など、新自由主義路線へと舵を切ったアベノミクス。この「変節」により、2014年に国内経済は再びデフレ地獄へ逆戻りする!
さらには、再燃する米国の債務問題、分解に向かうユーロ、シャドーバンキングで壊滅する中国……。
これらによって世界経済に連鎖破綻危機が訪れようとしている。
日米欧と新興国経済およびグローバルマネーの大変化を、最新データによって読み解いていく。
日本経済はいま、本当にヤバイ!