著者 唐鎌大輔
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
日本と同じ道を歩み始めた。
ユーロで貯蓄がたまり始めている。
デフレ日本と、同じ現象である。
貿易黒字が通貨高、ユーロ高を導く。
とくに、ドイツである。
これも、デフレ日本と重なる。
欧州はドイツである。
ドイツの一人がち。
やはり、ドイツである。
どうみても、日本化である。
つまり、ユーロ高?
あなたにはどんな一行が届き、どんな言葉が残りましたか?
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債務危機の次に来る問題とは何か?
日本化する経済、円化するユーロ、日銀化するECB……、
欧州は今後、デフレ、大停滞に陥る可能性がある。
わが国屈指のECBウォッチャーで、欧州の金融政策、マネー動向を知る著者による欧州経済・金融の展望書。
不況下にもかかわらず進む通貨高、伸びない貸出、盛り上がらない国内の消費・投資、積み上がる経常黒字、為替相場に振り回される金融政策、そして上がらない物価等、客観的に見ても、2013年以降のユーロ圏はかつての日本と重複する経験が多い。なお、金融危機や債務危機の影響とは別次元の問題として人口減少という共通点もある。ユーロ圏の日本化シナリオはまだ世の中でコンセンサスが得られているものではない。(中略)しかし、どちらに振れるか分からない過渡期だからこそ、丁寧に日本との共通点を整理し、今後の考察に活かす姿勢が重要なのではないかと思う。ひとたびデフレに転落すれば、その粘着性は強く、再浮上が難しいというのが日本の教訓である。
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