著者 加藤出
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
国債暴落の可能性があるなか、出口が見えない。
まるでホテルカルフォルニア化している。
インフレ2%を、達成するには公共料金を上げるしかない。
給料が上がらず、下がり続けたことは大きな痛手である。
マインドを含め、インフレにならないようにデフレからの脱却!
いかにしてするか?
である。
今疑いがあるのは、電気料金の値上げである。
いかに、誤魔化しながら電気料金の値上げでインフレ2%に持っていくか?
そんなストーリーが吾輩には見えてしまう。
日本では電気製品の価格が上がっている。
電気製品は性能で価格があるべきである。
無理やりインフレを起こそうとしているから、このようなことになる。
そこに、幸せはあるのか?
インフレ始まったら制御不能である。
新しい時代を、時代を前に進めるために、アジアの優秀な人材を確保しなければならない。
新たな時代の幕開けに。
あなたにはどんな一行が届き、どんな言葉が残りましたか?
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「2年で2%の物価上昇」を目標に始まった黒田・日銀の異次元緩和。
2015年春の「期限」が近づくにつれ、目標達成を疑問視する声が強まっている。
最悪のシナリオは、国債暴落→長期金利の急騰。
見えない出口にもがく日銀を、No.1ウオッチャーが鋭く分析する。
【目次】
序章 「ルビコン」を渡った日銀
・終わるに終われない状況
・「ルビコン川」の向こう側
・国債価格暴落へ……! ?
・「錬金術師」か?「薬剤師」か?
・金融政策に依存してはならない
第1章 1周遅れの危ういインフレ目標
・40年経ってもあまり値上がりしていない立ち食い蕎麦
・横ばいと言う方が適切なマイルドなデフレ
・注意が必要な欧米での実際の物価動向
・2%インフレ持続には公共料金、教育費、医療費の大幅な値上がりが必要
・食料価格上昇の問題「iPadは食べられない! 」
~など、計12項目
第2章 異次元緩和策の効果
・パンチボウルの片付け
・経済成長と物価上昇
・これまでの物価上昇の主要因は円安と公共事業
・一段のインフレ期待上昇加速が必要
・速報性に市場が注目する東大日次物価指数
~など、計11項目
第3章 マネタリー・シャーマンになった中央銀行総裁
・こんなところにまで「QE3」への関心が……
・「言葉の経済」
・シャーマンのパイオニアはグリーンスパン
・マラドーナの「神の手」と「5人抜きシュート」
・インフレ目標も「言葉の経済」
~など、計11項目
第4章 財政ドミナンスの脅威――ジンバブエの100兆ドル紙幣
・中央銀行は財政にどこまで口をはさむべきか
・財政ドミナンスの危険性
・「天文学的」より大きかったジンバブエのハイパーインフレ
・マルチカレンシー制度への移行
・2014年に一転してデフレになる
~など、計12項目
第5章 アベノミクスのモデルになった高橋是清のリフレ政策
・ロンドンでの安倍首相のスピーチ
・「打ち出の小槌」で、モラルハザード
・現代よりも遥かに激しかったデフレ
・日銀国債引受をバックにした超拡張的政策
・過度なインフレを抑えるための国債売りオペ
~など、計16項目
第6章 ホテルカリフォルニア化を避けられるか?
・量的緩和策は「非常時の兵器」
・もはや事実上の財政ファイナンス
・国際市場の深刻な流動性低下
・FRB以上に難しい日銀の出口
・アベノミクスにとって脅威となる得る長期金利高騰
~など、計11項目
第7章 「成長の天井」を押し上げる
・経済成長の「巡航速度」
・労働年齢人口で割れば、日本の成長率は優秀なのだが……
・メディアン年齢の上昇
・高技能移民を巡る先進国間の競争
・日本の「起業のしやすさ」は世界120位
~など、計11項目
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