著者 草凪優
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
見た目はそんなに特徴のない女性だが実は裏に隠されたものを持っている女ほど怖いものはないと言う話である。
男とはなんというバカな生き物なんだろう。
そう思う人が世界にたくさんいる。
特に夜の営みが上手な女の前では赤ん坊当然である。
言われるがまま、操られるがまま、なされるがままそんな状態である。
だから男は馬鹿である。
それと同時に、女を神秘的に思っている。
まるでこの世のものではないのかのように、感じている。
人それぞれ求めるものは違う、だからこそ人間は面白いと思うのである。
そして男と女も求めることが違う。
だから人間は面白いと言う言葉が生まれてくるのである。
男は男なりの快楽を求め、女は女なりの快楽を求めていく、その先にあるのは…。
所詮人間とは男と女の求め合いである。
男は女を求め、女は男を求める。
表題についているのは悪い女である。
しかしほんとに女が悪いのであろうか?
その悪い女を了解しようとする男に罪は無いのであろうか?
人生とは難しいものである。
人間は何を求めて生きていくのであろう。
私達は快楽という言葉に溺れて、快楽を求める。
愛している?
好き?
いや、それよりも気持ちがいいが優先。
気持ち良さを優先して生きていく。
見かけはぱっとしないが夜の営みは素晴らしい。
(想像の世界では現実にいそうな女性である、本当に入るかどうか別だが。)
散々欲を求めたが、その中身は空っぽだった。
中身は何もないことを人生の時間において無駄に過ごしてしまった。
(そう感じることがあるのではないか?)
何かを求めて生きていく。
生きることの難しさを教えてくれた。
ほんとにそうなの?
いやむしろ生きることの楽しみを教えてくれた。
本当はそうなんじゃないの?
最終的にはその人が好きであるかどうかである。
好きな人とするセックスが1番気持ちが良い。
この小説は小説を通じて大切な人を思いやる気持ちを教えてくれる。
(性に対して軽い時代だからな今は)
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
魔性の女に狂う夜
最高で最低な女が求める、究極の愛
仕事も家庭も放りだし、狂気と情熱を追い求める男しか愛せない――。
あどけない顔でメイクも薄く、背も小さい。
垢抜けない紺のスーツに白いブラウスという恰好。
そんなおとなしい24歳の派遣社員・佐代子は、
夜になると「セックスは最高だが、性格は最低な女」に豹変し、炎のように燃えあがる。
3人の男と付き合っていた女は、やがて不穏な影に怯え、トラブルに巻き込まれる……。
究極の愛、完璧なセックスとは!?
解説/池上冬樹
カバーデザイン/町口覚 カバー写真/野村佐紀子
【目次】
■第一章 嵌める!
■第二章 きっかけ
■第三章 完璧なセックス
■第四章 闇に光る眼
■第五章 追いこまれた男
■第六章 からっぽの恋
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