著者 松宮宏
新たな知識を求めてこの本と出逢う。
これは、まぼろしのパン屋の感想である。
序盤を読書していると、パン屋?
何が関係するのと感じる。
何故ならパン屋があまり出てこないからである。
サラリーマン生活の実体であり、世の中こんなもんと思わせる話である。
所々で出てくる幸せのパン?
何が関係してくるのかワクワクさせてくれる一節は生じてくる。
結論は正直あっけない。
大企業の役員のポストより、パン屋を選んだということだ。
しあわせパンに出逢い、しあわせパンに憧れ再現する。
パンという1つの食べ物に惹かれて、新しい食べ物との出逢い(パンとの出逢いかな)パンという文化が日本に馴染んで急速に発展している。
それに比例してパンの技術が向上して美味しいパンが出来上がる。
何を生き甲斐にして、人生を送るかである。
パンという出逢い、美味しいに出会うことの幸せを噛み締めさらなる出逢いを探しに行くのだろう。
この小説は3つの短編集である。
それぞれのストーリーがあり、それぞれの見解が出る。
(人間はお金ではないと、感じたが・・・。)
著者が、何を訴えたいのかを感じ取り、言葉との出逢いをするのか、もしくはストーリーとの出逢いがある。
人間社会とは格差が生じるもので、富裕層がいれば、貧困層もいる。
そして富裕層はごく一部であり、大半は貧困層というのが現実である。
その現実の中、我々は良い出会いを求め人生を送る。
良い小説に巡り会えることは、人生においても有意義な時間である。
(有意義な時間を送りたーいと思う思う。)
だから、たくさんの本を読もう。
いい出会いを求め、たくさんの本を読もう!
あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?
朝から妻に小言を言われ、満員電車の席とり合戦に力を使い果たす高橋は、どこにでもいるサラリーマン。しかし会社の開発事業が頓挫して責任者が左遷され、ところてん式に出世。何が議題かもわからない会議に出席する日々が始まった。そんなある日、見知らぬ老女にパンをもらったことから人生が動き出し……。他、神戸の焼肉、姫路おでんなど食べ物をめぐる、ちょっと不思議な物語三篇。
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