2019年12月20日金曜日

大暴落 ガラ

大暴落 ガラ

著者  幸田真音

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

世の中不思議なもんです。

本屋でふっと見に止まったのがこの本、更には自然災害及び円の大暴落、ガラと言う言葉が入ってきた。

誰が書いたのだろうと、確認、そしたら経済小説で有名な幸田真音氏。

興味あるし、読んで見たいとの事で読書する事に。

ある日、三崎皓子が内閣総理大臣になる。

初の女性内閣総理大臣。

その初の内閣総理大臣に1つの課題がふってくる。

自然災害の恐れが・・・。

しかも、関東の荒川である。

この自然災害を下に、日本国の壊滅始まるのである。

自然災害で東京が壊滅、そして円が売られて国債が暴落とする、このような状況である。

経済的面から見ても、社会的面から見ても実際に起こってもおかしくない事柄だけに興味を惹かれる。

このような状況を、内閣総理大臣である三崎皓子が解決していくと言う話である。

そこには当然のように裏取引があり、内閣総理大臣としてのリーダーシップもあり、そして日本国で臨む希望もある。

国債が落ち着けば日本国は、復興へ走り出すと言う物語である。

この物語を通して、日本国の借金がいかに危ういかを学ぶことができるのかもしれない。

ただ問題は、学んだとしても何ができるかではないでしょうか?と私は思います。

借金を膨らませているのは政治家です。

私たち日本国民ではありません。

では日本国民だから何もすることができないかといえばそうでは無いのかもしれません。

唯一できるのは、借金を増やさない政治家を選ぶと言う事かもしれません。

しかし今は借金を増やすと言うよりは、経済規模を大きくするために金融緩和をしてると言う側面もあります。

何が正しいのかは私にはわかりませんが、日本国がより豊かになり、より笑顔の溢れる社会になってほしいと心から願うばかりです。

正しいか、正しくないかは歴史が証明してくれます。

逆に言えばできじゃないと証明することができないのです。

それであれば私たちはお互いを助け合い、お互いを尊敬する関係を保ち、笑顔のあふれる社会を作り、笑顔をが多い時間をより多く作って人生を過ごしていくことが大切ではないのかと私は思います。

金儲けするために投資をするのではなく、本当に地球にとって、日本にとって必要な企業に投資をする、そのことにより地球にとって、日本にとってより良い環境が作れれば、これほど幸せなことはない、改めて投資をすると言うことを見つめ直す時が来ているのかもしれません。

あなたにはどんな1行が届き、どんな言葉が残りましたか?




与党・明正党の総裁選で惜敗しながら、野党議員の投票により日本初の女性総理大臣となった三崎皓子。党の重鎮議員の反対で組閣もままならない。そんななか、危機管理官より、「秩父に大雨が降っており、このままでは荒川が決壊、都心が水に沈む可能性がある」との情報が入る。さらに追い打ちをかけるように、台風八号と九号が発生。皓子は日本では例がない「緊急事態宣言」を提案するが、経済の停滞を理由に閣内で反対の声が上がり――。 

あかね銀行のディーリングルームではその頃、「なんだこれは! 」絶叫が響いていた。一瞬でドル円相場が20円も飛び、159円をつけたのだ。「ガラだ! 大暴落だ! 」――。 

東京都心を直撃する大規模な自然災害、ゼロ金利政策を続ける日銀への信用不安。いつ現実のものとなってもおかしくない二つの危機に襲われた日本を、皓子はどのように救うのか?






MY借金

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