2020年3月29日日曜日

「予断捜査」「死の刻」

予断捜査

著者  麻野涼
「一家が惨殺されるという放火殺人事件が発生しました」同僚と北海道旅行を楽しんでいた妹は、遺体の安置してある病院に急いで向かった。M警察署内三階の大会議室に一家殺人事件の捜査本部が設置された。父親はW大学の教授で、次期総長選を控えていた。捜査本部は、怨恨の線から捜査を開始した。すると、殺された姉の婚約者の存在が浮上した。驚愕の真相に迫った社会派ミステリー! !

死の刻

著者  麻野涼

SMの話からスタート。

学校への爆弾。

何がどうつながるのか疑問がいきなり生じた。

この先どう展開していくのか?

楽しみなスタートをきれました。

爆弾・SM・パソコン。

ブラジル、日本、パラグアイ。

どんな繋がりを見せてくれるのか?

どんな体験をさせてくれるのか?

ワクワクである。

優等生に何が?

優等生とは?

過去に何が?

ドキドキの展開は止まらない。

生存した三人の生徒。

彼らに何が・・・・・。

どのような目的が?

心境は?

どう感じるのか?

どう受け止めるのか?

読者の自由であり、醍醐味である。

精神的苦痛による、歪み?偶然?必然?どのような展開にころぶのか想像つくだろうか?

読んでみないとわからない。


あなたに訴えてきたことは?


あなたにはどんな一行が届き、どんな言葉が残りましたか?


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ある日、有名私立進学校の湘南台旭日高校に、学校を爆破するという強迫電話が入った。犯人は「十四時二十分正門を爆破する」と、メールを送ったと告げた。そして予告通り、正門を爆破した。警察に通報した校長に、犯人はメールで、「明日三月二十五日十四時二十分までに、湘南台旭日高校を破壊しようとしている我々の動機を解明しろ。誤った回答や返事がなければ校舎を爆破する」と指示してきた。校舎には、四百人もの生徒がいる。校長から通報を受けた湘南台警察署の佐々木警部は、メールがブラジルから送信されているのを突き止めた。犯人の動機は?!爆破の時刻が迫る―!

麻野/涼
1950年埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、ブラジルへ移住。サンパウロで発行されている日系紙パウリスタ新聞(現ニッケイ新聞)勤務を経て、78年帰国。以後、フリーライター。高橋幸春のペンネームでノンフィクションを執筆。87年、『カリブ海の“楽園”』(潮出版)で第六回潮ノンフィクション賞、91年に『蒼氓の大地』(講談社)で第13回講談社ノンフィクション賞受賞。2000年に初の小説『天皇の船』(文藝春秋)を麻野涼のペンネームで上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)