2020年6月12日金曜日

「カケラ」「白ゆき姫殺人事件」

カケラ

著者  湊かなえ



あの子は、なぜ自殺したのか――? 美容クリニックに勤める医師の橘久乃は、久しぶりに訪ねてきた幼なじみから「やせたい」という相談を受ける。カウンセリングをしていると、小学校時代の同級生・横網八重子の思い出話になった。幼なじみいわく、八重子には娘がいて、その娘は、高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。もともと明るく運動神経もよかったというその少女は、なぜ死を選んだのか――? 「美容整形」をテーマに、外見にまつわる自意識や、人の幸せのありかを見つめる、心理ミステリ長編。


白ゆき姫殺人事件

著者  湊かなえ

新たな知識を求めてこの本と出逢う。

新聞も含め、リアリティのある作品である。

人間とは、弱い生き物だと再確認出来る一冊である。


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